家族が亡くなると悲しい気持ちになりますが、その気持ちを抑えてお葬式の準備をしなければなりません。
故人を偲ぶ意味でも、お葬式はきちんと執り行ってあげたいですしスムーズに事が進むようにしておきましょう。
葬儀の準備とひと言で言っても規模がいくつかあって、まずはどういう規模で行うのか決めるところからはじめます。
これは身内だけで行う家族葬にするのか、知人などにも知らせて一般葬にするのかということです。
家族葬とは文字通り家だけで行う葬儀で規模がもっとも小さいものです。
また、家族のほかに親せきや近しい友人などのみが参列する密葬というものもあります。
そして、上記の人たちに加えて仕事上の付き合いがあった人たちなど広い関係者たちに参列してもらう規模の大きな葬儀を一般葬と言います。
これは家族や故人の意向などを踏まえて決めるのが一般的です。
また、お葬式の規模に加えて宗教上の理由からどういう形式で行うのかも一緒に決めておく必要があるでしょう。
いざというときのための葬式までの日程
身内が亡くなったとき、遺族にはやらなくてはならないことがたくさんあります。
病院で亡くなった場合には遺体搬送先を決め、霊安室に引き取りに行きます。
自宅で亡くなった場合は主治医もしくは警察に連絡をして、自然死であることが確認されるまで遺体を動かしてはいけません。
医師から死亡診断書を受け取ったら対になっている死亡届けに記入して市町村役場へ提出します。
死亡届けは死亡後7日以内の提出が義務付けられており、受理されないと火葬が出来ない為、死亡翌日には提出することが望ましいです。
家族や親族、故人の会社や学校、故人とごく親しい友人にも連絡をし、その他の人はお通夜や葬式の日程が決まってからにします。
まず喪主を決めなければなりません。
一般的には配偶者、長男または長女が務めることが多いです。
寺へも連絡して枕経をあげに来てもらい、通夜・葬儀・初七日の法要、戒名の打合せをし、納棺します。
葬儀社を決定したら通夜・葬式の日程や場所・形式・予算等を決めていきます。
葬式の日どりについて、友引にしてはいけないという迷信があるようですが、そもそも友引や大安といった暦が仏教とまったく関係がないため気にする必要はないとされています。
しかし友引の日が休日となっている火葬場が多いことから、友引の日の葬儀はできないと考えておいた方がいいでしょう。
死亡してから葬儀までの日程は、最短の場合、当日に納棺、翌日に通夜、翌々日に葬儀・告別式・火葬の3日となりますが、火葬場や式場の込み具合によっては1週間くらい待つこともあるので注意が必要です。
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最終更新日:2021/3/17